2010-01-01から1年間の記事一覧

この夏

こんなに暑い夏は何年ぶりだろう。秋田駒ケ岳に登った12年前の1998年の猛暑を憶えている。早い梅雨明けに強烈な日差しが連日降り注ぎ、田畑は水不足にさえおちいった。猛暑を記録した年はほかにもあるだろうが、わたしの記憶ではあれ以来だ。 冷房にはあまり…

網張温泉へ

休日は温泉がわたしの過ごし方。硫黄の香りがするところがよい。といっても須川ばかりというのもワンパターンなので、岩手県雫石町の網張温泉へ行ってきた。たぶん18年ぶりになる。 おふくろは田沢湖高原でいいと言ってて、当初はそこを予定してたけど、どう…

ボツ

取材うけてから10日すぎた。記事になる気配ないので、どうやらボツになったぽい。しょうがない。写真うつりがイマイチだったし。 【追記】あの画像はイヌワシじゃなく、ハチクマだったことが判明した。今朝、報せがあった。もし掲載されていれば大恥をかいて…

『借りぐらしのアリエッティ』

ジブリ最新作『借りぐらしのアリエッティ』を観てきた。期待以上の名作であった。 シネマへ行ったのは10日の夜で、当日、たまたまNHKでこの映画のドキュメンタリーが放送されていて、それを途中まで見ていたら、宮崎駿監督が弟子のアニメーター・米林宏昌氏…

夏風邪ひいた

きのうから喉が痛くて、暑い中の仕事は難渋してた。今朝になっていくぶん楽になったと思ったら、午後には鼻水くしゃみが止まらなくなり、頭が痛くなってきよった。 どうも風邪らしい。夏風邪なんてひいたことがないのに。 冷房にあたりすぎだろうか。それと…

イヌワシ?

きょう午後2時ころ、横手市の山林にて撮影。デジカメだからズーム機能も十分ではないうえに手ブレも加わって焦点が定まらないが、とりあえず貼っておく。 コンパクトカメラでも写したので、そちらの出来具合いで今後の処遇を考えるとしよう。【追記】その後…

神奈川・大磯出張

「さよならって 夏の海に 夕陽がいう」と石川秀美が歌ったのは30年くらい前だろうか。 その湘南海岸の一角を占める神奈川の大磯というところへ、きのう海の日に日帰り出張があったので、書いておく。 盛岡発はやてに揺られ、2時間半ほどで東京に着いた。ホー…

『プレデターズ』

思ったより面白くなかったのでブログには書かないつもりだったけれど、せっかくだから簡単に。 ロバート・ロドリゲス監督でエイドリアン・ブロディ主演の本作は、プレデターシリーズの……ええっと5作目にあたるのかな? シネマトゥディによれば、アーノルド・…

ブラックバス確認

やはりな、と思った。こないだ山椒の実を採った沼地に、釣り具が遺棄されているのをみて感じた嫌な予感が、的中した。 水面を悠々と泳ぐのは、紛れもないブラックバス。それもかなり大きい。尺はゆうに超えている。おそらく親魚として放流された個体に違いな…

雨に濡れても

夜更け、帰ろうと思って外へ出たら、雷が鳴って雨が降ってた。 土砂降りではないけれど、これは濡れずに行くことは無理っぽい。 自転車なのである。 宿舎までは1キロ足らずだが、国道4号を越えなくてはならないので、そこそこ手間がかかる。 いいや、夏だし…

山椒味噌

NHKのお昼の番組みてたら山椒を食べたくなり、急きょフィールドへ。フィールドといっても車で数分の場所にある沼地だ。以前、トンボを捕ったことがある。 過去に行ったとき、沼にはアメリカザリガニがいて、オオルリボシヤンマが飛んでいた。きょう久々に行…

青森の思い出 酸ケ湯温泉と八甲田登山

昨年12月29日以来の青森出張シリーズ。なんか急に酸ケ湯行きたくなったので、そのときのエピソードでも。 たしか7月の出張だったと思う。仕事を早々に終え、オフィスから八甲田へ向かい、中腹にある酸ケ湯を目指した。市内から一時間ほどで着く場所である。 …

サチコと「僕」は兄妹に非ず

ばんばひろふみの「SACHIKO」、30年くらい前に大ヒットしたこの名曲の歌詞で、サチコと「僕」とはどういう関係か、疑問に思った人は少なくないでしょう。 まあ、ほとんどの人は、お兄さんが妹さんをいたわる内容と思い込んでいるようです。私もかつてはそう…

心のメンテ

ここんとこ、どうも心が荒んでいる。 私のメンタル面がおかしくなっては、人類にとって重大な損失を招きかねないので、すこしメンテナンスすることにした。栗駒山中腹の須川温泉へ行ってきた。 おととし6月の大地震で、国道342号は岩手県側がずっと通行止め…

どっぷり雄物川紀行?

秋田県の地方紙「秋田魁新報」の連載企画「どっぷり雄物川紀行」の、4月21日と6月4日の「番外編」で、雄物川流域のゴミ問題をルポしていた。そのタイトルとリンクだけ、まず貼ってみる。 [下流域ルポ(秋田市)]/「美の国」いずこ、終着点ごみの山 http:/…

非世襲の総理大臣

いま盛岡にいます。なんでもきょう夕方から、市内にて民主党の定期大会があり、県知事も出席して盛大に開催されたと先ほど報道がありました。 しかし、県選出の民主党国会議員は、だれも出席しなかったそうです。理由は書くまでもありませんね。 さて、昨秋…

鳩山首相、退陣にさいして

昨年秋の総選挙で民主党が大勝し、戦後、長々とつづいていた自民党の支配体制が崩壊して、初めて純粋な非・自民党政権が誕生し、当初は支持率70%を超えていたのが、日に日に低下してついに20%を割り込み、まさかの退陣表明は、青天の霹靂でした。 支持率低…

決算おわた

決算の仕事がほぼ終わって、ほっとしている。毎年この時期は毎日がヤキモキ。5月は正業が比較的ゆとりがあるからまだよいが。 * * * 新緑も落ち着いて、山野をあるくと小鳥の声があちこちから。オオルリ・センダイムシクイ・キセキレイが鳴いていた。 ヌ…

女子高生の秋田弁講座

友人によれば、秋田県内の子ども同士の会話は、すっかり標準語になり果ててしまったそうです。これは私も体感してまして、10年ほど前に山村の小学校へ取材で通っていたころ、僻地にもかかわらず児童の言葉遣いが、自分のころとは打って変わってこぎれいにな…

♪菜の花畑に鉄塔そびえ

盛岡から御所湖を通って鴬宿へ行く途中、雫石町西安庭に、広い菜の花畑がある。そこで写した一枚。 一面に咲いている菜の花の黄色いじゅうたんが、そよ風に揺れながら西陽を浴びていた。 こうして見るときれいだなあ、初夏だなあ、田舎っていいなあと思うけ…

ダオ、お帰り

ダオという野鳥がいる。秋田の方言でいうトキのことだ。学名ニッポニア・ニッポン。国産トキが絶滅して久しいが、おととし放鳥されたトキが佐渡から日本海をわたって本土へ飛来し、その一羽が、はるばる郷土へやってきたという。 放鳥トキ、本県初飛来 最北…

湯沢翔北高校に

ちょっと遅れましたが、かの新高校名称問題が、どうやら決着したので、これにて締めのエントリーを。まず地元紙の報道。 統合高校の名称は「湯沢翔北」 方針転換の県教委、3案から決定 県教育委員会は10日、来春開校する湯沢北と湯沢商工の統合高校の名称…

栗駒黒定公園

仕事で宮城県大崎市に行ってきた。国道108号をひた走り、秋の宮温泉峡から鬼首峠―鳴子温泉峡は新緑真っ盛り……ではあったが、見たくない光景が広がっていた。 10年以上前にバイパスが開通し、108号仙秋ラインは通年通行ができるようになったが、この山間部は…

フィールド廃棄

連休前に国道342号が開通し(岩手県側からはまだ不通)、岩手県境にある須川温泉まで行けるようになったので、おふくろ連れて今年も行ってきた。 この春は、なぜか寒い。5月になれば木々は芽ぶき、桜は散り始めているはずなのに、私のところはまだ4月中旬の…

「叡陵」決着

新高校の校名問題が、意外に大きくなって急転、とうとう白紙となることに決まった。まさかこうなるとは予想もしなかった。 「おそらくだれも何も言わないだろう。せいぜい舌打ちするだけで、県に異議申し立てする骨のある人間はいないだろう」と私は、最初は…

「叡陵」さらなる展開

またもこの話題。「湯沢叡陵高校」名称ゴタゴタの続々報です。 今朝の「さきがけ」記事には、公募であつまった名称がいくつか紹介されていました。ここでは見出しとリンクだけ貼って、記事はwebにない部分をテキスト化しました。 統合校「湯沢叡陵高」、批判…

ウサギの糞て何かに使えないだろうか

きのうのこと。とっておきのフィールドへカタクリの群生を見に行った。微妙に早く、まだ五分咲きといったところ。あと2〜3日で満開になろうか。キクザキイチゲはほぼ満開だったけど。 カタクリの若芽をかじりに来たらしいノウサギの糞がまとまって落ちてたの…

「叡陵」に異議が

こないだ書いたばかりの「湯沢叡陵高校」の命名問題について、なんと続報なんですよ。 県教育庁、統合校名「湯沢叡陵」で説明会 再考求める意見続出 湯沢北、湯沢商工両高校を統合し、来春開校する統合校の校名「湯沢叡陵(えいりょう)」について、県教育庁…

叡←なんて説明する?

1999年、岩手県でこんな珍事があった。 大迫町(現花巻市)の早池峰ダム湖の名称が、「早池峰権現湖」(はやちねごんげんこ)に内定した。 岩手県では新ダム湖の名称を一般から公募していたが、「権現湖」の名は、一件もなかった。 応募数が最も多かったのは…

目安

こう思うのなら思えばいいし、こうすべきと言うならまず自分がすべきだし、こうあるべきというなら自分が率先して手本を示せばよい。 そうした姿をまず人々に見てもらって、それなりに認められれば、そのひとの主張は指示を得て、広がっていくだろう。 いわ…