山椒味噌

 NHKのお昼の番組みてたら山椒を食べたくなり、急きょフィールドへ。フィールドといっても車で数分の場所にある沼地だ。以前、トンボを捕ったことがある。

 過去に行ったとき、沼にはアメリカザリガニがいて、オオルリボシヤンマが飛んでいた。きょう久々に行ったらコシアキトンボがすいすいと。

 ほとりに遺棄された釣り糸がある。嫌な予感がした。

 あった。ルアーのゴミ…。ここにもブラックバスがゲリラ放流されたらしい。水面をうかがう限りではバスの姿は見られなかったが。コイが泳いでいたほかは。

 そのコイも、おそらく昨年秋、この下の集落の溜め池を抜いたときに捕獲したものだろう。

 さて目当ての山椒。

 山椒はわたしの自宅にもあるにはある。十数年前に山野から移植したものだが、なんとイヌザンショウだったので、実はつかないし、香りもイマイチ。ウナギの添え物には合わない。

 たわわに実の付いた山椒から10房ほど採取し、持ち帰って皮をむきむき。

 山椒の実は、外皮のみ使い、内皮と種は不要なのだと。むきながら分けるのは、けっこう手間がかかる。

 大サジ一杯くらいにはなったかな。これをすりおろし、味噌、酒、オリゴ糖を加え、味見する。

 ほのかな辛み…があるようなないような。

 玉コンニャク3個分くらいにはなるだろー。