「叡陵」決着

 新高校の校名問題が、意外に大きくなって急転、とうとう白紙となることに決まった。まさかこうなるとは予想もしなかった。

 「おそらくだれも何も言わないだろう。せいぜい舌打ちするだけで、県に異議申し立てする骨のある人間はいないだろう」と私は、最初は思っていた。地元の人間として、地元のひとびとの気質を知りぬいているという妙な自負がそういう先入観を抱かせたのが、よい意味でくつがえされた。行動を起こした同窓生・地元関係者・県議らに、こころから敬意を表するとともに、そうした人たちの気持ちを酌んで、このたびの苦渋の決定をしてくれた県教委にも、感謝の意をささげたい。

湯沢叡陵、校名は白紙に 県教委、16案を基に再考
 県教育委員会は、湯沢北高と湯沢商工高の統合校の校名を「湯沢叡陵(えいりょう)」とした県教委の決定を白紙に戻し、再考することを決めた。28日開かれた県議会教育公安委員協議会(非公開)で、県教育庁高校教育課が報告した。今後、両校の同窓会やPTA役員らと協議し、5月10日までに結論を出す予定だ。
(以下省略)
http://www.sakigake.jp/p/ksrch/news?Page=&PText=%B1%C3%CE%CD&PSel=ft&PDsp=20&PNext=0&PM1=&PD1=&PM2=&PD2=&PAuth=&PKc=20100429a

 やっぱ秋田県人はこうでなくちゃ。