2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2006年を振りかえる

やっぱ私個人の一番大きな出来事は新ルポ出版ですね。5年ぶりの本格ルポ。一時は出版をあきらめたのだが,良心的な出版社と良心的な編集者・社長にめぐり会えたことが大きい。ああいう問題を正面から扱ってくれる版元が,ないわけじゃないのだが,私のよう…

弾圧って

「弾圧」とは普通,権力のある側が権力のない側に対して行うもの。または多数が少数に対して行うもの。強者が弱者に対して行うもの。 非権力者が権力者を,少数が多数を,弱者が強者を弾圧するなんてことはありえない。強いていえばそれは「糾弾」であろうか…

日本政府がアメリカのメディアに反論文

今月20日の日記「ビンズイ」の中の『アメリカが日本を見つめる眼』で,ニューヨーク・タイムズ東京支局発の記事「日本の右翼、北朝鮮の拉致問題で狂喜」について,日本政府の中山恭子首相補佐官(拉致問題担当)が反論文を送って,転載の国際紙(インターナ…

アメリカが日本を見つめる眼

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/32187/アメリカ合州国政府と,属国・日本政府とのキモイ関係はまだ10年以上はつづくだろうが,日本政府のキモさをアメリカのメディアは微妙に感じているらしい。いま行われている中国での北朝鮮(朝鮮民主主義人民共…

野鳥の名前

「びんずいノート」の『びんずい』とは小鳥の名前です。亜高山に生息する夏鳥で,私の近場では栗駒山にて5月下旬あたりから見かけます。とてもよく冴え渡る声で鳴き,さえずりに「ツィーツィーツィー」とテンポを入れるのが特徴。セキレイの仲間なので脚を…

さようなら

「ここだ、停めろ」 乾いた声が聞こえたと思ったら、車が急停車し、静香は車外へ連れ出された。 両脇を男に抱えられ、アスファルトでない土の感触を踏みしめると、ひんやりとした夜の空気が細身の体にからみつく。 猿轡を噛まされているので声は出せないが、…

愛国心のかたち

http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j=0033『北海道新聞』のコラム「卓上四季」(2006年12月14日)のURLです。ほんとうは全文貼り付けたいのですが,一切の無断転載を禁ずるとあるからにはルール違反はできません。教育基本法改悪が間近にせまり…

12月の雨

盛岡のオフィスを土地ごとそっくり会社で買い取ることになった。2ヶ月ほど前からその話があり,どうも買い取らざるをえなくなって,銀行からの融資と取り崩した定期預金を含めた○千万円で契約がまとまりかけている。盛岡オフィスを会社で構えてかれこれ18年…

唇の荒れ

空気が乾いているせいか唇の荒れが気になる。もともと肌や粘膜が強い方ではないので,幼少のころからこういった症状に悩まされていて,手足の指はひび割れ,肌はがさつき,皮膚炎とまではいかなくとも全身のかゆみは年中出ていた。唇クリームを塗って対応す…

似合わない?

まあ確かに似合わないわな,俺がオンライン=ネットゲームをやってるなんて,ね…。正常な印象であろうて。 *盛岡もかなり冷え込みがきつくなってきた。きょうはそこそこ暖かい日だったが,雪がすくない太平洋側は,雪深い秋田あたりとくらべて気温が極めて下…

盛岡のアパートより

事情があって盛岡にアパートを借りることになった。2LDKっていうのかな,六畳の和室と板張り(フローリング)の約八畳部屋に,やはり八畳ほどの台所(キッチン),便所・浴室つきとかなりきれいなところだ。電気の使用手続きと電話の設置は終えている。…

皇室を中傷させないためには

さらに『週刊新潮』と『週刊金曜日』の皇室中傷がらみネタ。きょうで3日めですねこのネタは。『金曜日』に対して(ネット上で)怒りの声をあげている方々の思いは,ひとつに集約されるでしょう。「皇室中傷をやめさせよ」と。『金曜日』にかぎらず,天皇家…

ガンバレ花田さん

きのうにつづいて『週刊新潮』と『週刊金曜日』をめぐる「皇室中傷」ネタです。花田紀凱(『月刊WiLL』編集長)さんが産経新聞(産業経済新聞)コラムで書いています。http://www.sankei.co.jp/books/column/061202/clm061202000.htm記事をまるごと貼り…

『週刊新潮』が報じた『週刊金曜日』主催の「集会」の記事のこと

ひさびさに時事ネタを書いてみます。『週刊新潮』は『週刊金曜日』という会員制週刊誌が主催した「ちょっと待った! 教育基本法改悪 共謀罪 憲法改悪 緊急市民集会」という集会を報じ,その内容を“詳細”に報告してくれました。全文を貼り付けたいところです…

「最初の一字マス」についての追記

http://d.hatena.ne.jp/binzui/20061116 11月16日に書いた(↑)「作文のイロハ――最初の一字マス」という一文に対して,ある人が『雑記』という日記(ブログなのか個人HPなのかよくわからない…)にて批判めいたことを書いておられました。たまたま「びんず…