ウサギの糞て何かに使えないだろうか
きのうのこと。とっておきのフィールドへカタクリの群生を見に行った。微妙に早く、まだ五分咲きといったところ。あと2〜3日で満開になろうか。キクザキイチゲはほぼ満開だったけど。
カタクリの若芽をかじりに来たらしいノウサギの糞がまとまって落ちてたので、拾い集めた。カラカラに乾いててて、ふわりと軽い。匂いはまったく臭くないどころか、ほうじ茶みたいな香りである。小動物の排泄物とは思えないほど。
持ち帰って植木にやれば肥料になるかな。
ノウサギの糞は、山地にいけば年中おちてる。これって何かに使えないかなと思う。
チベットやネパールの遊牧民は、羊やヤクの糞を拾い集めて燃料にしているそうだ。ノウサギの糞もチップ材を固めたような植物質だから燃えるには燃えるだろうが、ビー玉大だから燃料にはとても足りなさそう。
薬用にも無理かな? 漢方薬にノウサギ糞なんて聞いたことないけど。
試しに一個、燃やしてみたら、意外に点火しない。炎をあげてぼぼぼぼと燃え上がると期待してたら、なかなか火がつかない。
どうにか点火して燃えたけれど、数秒で消えた。煙は普通の木材を燃やしたような匂い。
こんな燃えにくいと思わなかった。こりゃ燃料にも無理じゃん、と思ったら、しばらく置き火となって、炭のように火をたくわえてるではないか。手をかざしたら遠赤外線風の熱気も。
む、木炭代わりに使えるか? と頭に閃くものが。
でもしょせんチップ。2〜3分で冷たくなりました。画像はお日さま浴びてるキクザキイチゲ。