皇室を中傷させないためには

さらに『週刊新潮』と『週刊金曜日』の皇室中傷がらみネタ。

きょうで3日めですねこのネタは。『金曜日』に対して(ネット上で)怒りの声をあげている方々の思いは,ひとつに集約されるでしょう。

「皇室中傷をやめさせよ」と。

『金曜日』にかぎらず,天皇家はじめとする皇族を苦々しく思っている方は少なくないと思います。めったに見かけないけれど,歴史的なことや経済的な観点で,皇室のありかたが問われることは過去にもありましたし。まあ私自身も「苦々しい」とまではいきませんが,皇族の登山趣味のおかげで,ある山の自然が損なわれた実例を知っていますから。

そうした“不穏分子”による皇室批判・中傷を防ぐにはどうすればいいでしょう?

方法はふたつあります。

1.皇室を批判する人たちを改心させる。
2.皇室を批判することを法律で禁ずる。

1が望ましいです。日本人100%が皇室好きになれば問題は消えます。

でもそんなことが可能でしょうか。日本人ひとりとして皇室に嫌悪を感じないようにするなど,民主国家で果たしてできうるか?

これを実現すべく大半のマスコミは皇室賛美放送をしょっちゅう流していますが,実効性に限界があることを,『金曜日』がしっかり証明してしまいました。したがって日本では不可能となります。つまり『金曜日』を説得することはできないということ。

残る道は2ですね。そう,かねてから述べている「新・不敬罪」制定です。皇室尊厳法(仮称)とでもいいましょうか。

過去の不敬罪がどういうものだったかはネットで調べればわかると思いますが,皇室批判=犯罪となれば,犯罪者は逮捕されるだけに,だれも皇室をこきおろすことはしなくなるでしょう。

というわけで,『金曜日』を叩いている方々は,『金曜日』に二度と皇室を中傷させないためにも,胸をはって自信を持って誇りを抱いて,すみやかに皇室尊厳法(仮称)制定目指して行動してください。匿名掲示板に落書きしてても進展は望めません。新聞社へ投書するとか(無論実名。掲載されるかは別だが),最寄りの市町村議会へ陳情・請願・意見書提出などいくらでも方法はあります。議員さんへ直談判もいいでしょう。

そのくらいの行動力を示さないと,『金曜日』はまたやるかもしれませんよ。

外へ出るのが,人と会うのが嫌なら首長・議員さんへ手紙でもメールでもいいでしょう。住所・実名を書くことが原則なのは言うまでもないです。自分の意見にはしっかり責任を持たないといけませんから。ネットで匿名でがなり立てていないでね。

ためしに「不敬罪復活」で検索してみたところ,個人ブログや匿名掲示板でこれを主張している方はけっこういましたが,単に「復活せよ」と書くだけで,具体的な法制化の手順を示したり,議会へ請願といった,実際に行動している瞠目すべき団体・御仁はいないようでした。これまた不思議な話。ひとつくらいあってもよさそうなのに(見つけられないだけかもしれないので,知っている方はぜひ教えてください)。

ということは……ネットで『金曜日』を非難はしても,皇室を心から大事に思っている人は,意外にというか実際はほとんどいないの?

そんなことはないでしょう。

『新潮』記事がきっかけになって,この機会に『皇室尊厳法=新・不敬罪』を制定させるべく行動する有志が現れることを“期待”しましょう。私はやらないけど。