クニマス狙いは

 西湖、クニマスフィーバー最初の週末は平静だったようです。釣り客が大挙して押しかけるんじゃないかと思っていたけど、杞憂だったみたい。それはそうと、いま体調悪いのでこのくらいで。

2010年12月19日(日)
クニマス狙いの混乱なし 週末の西湖 釣り客変わらず

 環境省レッドリストで「絶滅」種に指定されている淡水魚「クニマス」発見のニュースが伝えられ、最初の週末となった18日、富士河口湖町の西湖をマス釣りで訪れる客足はいつもの週末と変わらず、大きな混乱はなかった。漁協関係者は「クニマス狙いの釣り客が殺到することも懸念したが、ホッとしている」と話していた。
 西湖漁協によると、この日は休日の平均的な舟数と同じ約30隻が湖に繰り出した。湖畔の船宿は「釣り客のほとんどがヒメマス釣りを楽しむ常連客。クニマスとみられる魚を釣り上げたという話も聞いていない」という。
 北杜市の清水一浩さん(42)は釣り船が確保できないかと思い、普段はしない予約の電話を入れた。「クニマスブームで釣り場が荒らされないか心配だったが、いつもと変わらず良かった」と話した。
 一方、クニマス狙いで西湖を初めて訪れたという人も。静岡県の男性(41)は「幻の魚を見てみたかった。釣れなくて残念」と話していた。
 西湖漁協はクニマス保護のため、禁漁区を設けるなど釣り場を制限する方針だが、釣り客から反対する声はほとんど聞かれなかった。
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2010/12/19/2.html