「成瀬ダムは絶対必要です!」に反論 3

水道用水

 最後は水道用水の件。パンフレットではこういう見出し。

水道用水の安定供給のためには…ダムからの放流による川の水量維持が必要です。

 成瀬ダムの有効貯水容量は7520万立方メートルで、このうち、水道用水に使われるのは140万立方メートルだ。わずか1.8パーセントであるが、私たちの生活のかなめである水が家庭に届かなければゆゆしき事態であることは確か。パンフでは、横手市湯沢市・大仙市それぞれが、成瀬ダムを前提にした水道整備事業を進めていることを挙げて、「『成瀬ダム』なくしては、市民生活に欠くことのできない水道水の安定供給はありえません」と結論づけている。

 簡単に反論する。

横手市……美郷町六郷の水源涵養田をお手本にして、地下水脈の保全・充実を図りなさい。
湯沢市……将来の人口増減を的確に判断し、正しい水需要予測を持って出直してきなさい。
●大仙市……成瀬ダムの水利権をさっさと返上し、玉川ダムの水利権をもらいに行きなさい。

 これで解決。

 (後日、追記および編集します。気が向けば)