トンボ

オオルリボシヤンマ?


 捕虫網を買うなんて30年ぶりくらいだろうか。市内の玩具店で315円で買ったのは,竹の棒に針金を巻き,白いネットをくるんだシンプルなやつ。

 昆虫にくわしい農学博士のN氏(故人)は,樹脂製の棒にごつい網を張った立派な捕虫網をいつも持ち歩いてフィールド調査をしていたが,まあ私のはこれで充分だろ。

 んできのうの沼にきょうも行ってみた。何種類かのトンボがすいすい飛んでいる。イトトンボだかモノサシトンボもたくさん。きれいな模様はオスだろうね。

 捕虫網をかざしてトンボを待ち伏せ,サッとかぶせる作業も20年ぶり。二度も失敗してしまった。子どものころはトンボどころかセミなんかでさえ,自在に捕らえたものだがなー。

 どうにか2種類ほど採取に成功した。写真に収めてから放す。なんて名前だろう。トンボの種類は,これまた明るくない。小鳥なら得意だけど。

 自宅でネットでしらべたら,オオルリボシヤンマらしい(画像)。もうひとつのはコオニヤンマっぽい。

 それにしても,いい大人が虫捕り網持って沼を歩いているのはちょっと恥ずかしかったわ。