初裁判

 車のエンジンをかけたら、バッテリーランプが点灯したまま消えない。

 整備工場へ急ぎ持っていったら、オルタネーター(発電機のこと。ダイナモともいう)が故障しているという。このまま走ると間違いなく、動かなくなると。

 幸い台車を借りることができたので、それで急行する。慣れない車だが仕方ない。

 高速道路をとばして秋田市へ入り、裁判所について10時15分。リーダーに電話したら、すでに傍聴整理券を配っているという。

 初めてうけとる整理券。

 まもなく抽選が行われ、うまいこと当選した。確率およそ4分の1であった(傍聴席定員21に対し、傍聴希望者は80人とか)。

 法廷にはいる。なかなかきれいなホール。左右に原告団と被告席。弁護士さんたちも入廷した。

 時間だ。正面入り口から3人の判事が入り、一同起立。真中のは私と同世代っぽいが、左右のは25歳くらいの若者…。

 さて公判開始。

 * * *

 そんなこんなで1時間足らずで公判はおわった。ちょい緊張してた俺。

 公判は3回目ですが、私にとっては、なにもかもはじめてづくしでした。ちょっぴり疲れました。