須川へも行った

昭和湖にて


 それでもやはり須川高原温泉へ行くのであった。5月以来行ってないからね。

 梅雨が明けないままお盆を迎えたものの、日差しはまさしく夏のもの。朝晩は涼しくなってきたが、日中の暑さはまだまだつづく。高山のすずしい空気を求めて、おふくろ連れて栗駒山へ。

 地震の影響で、去年は国道398号、あちこちで路面決壊・崩壊・地割れが生じていたのに、この日通ってみたらすっかり修復が完了していた。そういえば今年になってこの道路を走るのは初めてだっけ。

 でも岩手県側の342号は相変わらず通行止めのまま。半端ならぬ損壊だっただけに、復旧は来年以降になるだろう。そのせいでお盆なのに客はまばらで、中広間は閑散としていた(大広間は地震の影響で大浴場ともども改修工事中)。私たち以外では一組だけであった。

 さて、昭和湖へ行ってみよう。6月から減量して体重は66キロ台まで落としたが、ウエイトトレーニングはまったくやっていない。足腰のなまりはそうとうなものだろうから、果たして無事に行けるかどうか。

 心臓がややきつい以外、足腰はさほど負担を覚えなかった。体重がベストとはいえないけれど、ある程度の減量効果があったみたい。

 青白い昭和湖まで40分ほどで着いた。登山者はこれまた少なく、ほんの数人しか出会わなかった。

 旅館に戻り、中浴場で汗を流す。きのうの田沢湖高原温泉に近い成分だけど、香りはあちらのほうがおだやかでかぐわしい。使ったタオルを干して香りをかぐと、微妙ながらはっきりと違いがわかるのであった。

 ふう、3ヶ月ぶりの須川高原の風にあたり、きのうにつづいて心のリフレッシュ。