訴訟手続き

 今週月・火曜と東京・神奈川へ出張があって、私は北上から新幹線で向かったのだが、大きな荷物を運ぶため、同僚2人はトラックで高速道路を走らせた。ちょい懸念していたのは、都内を走る車のディーゼル車の排気ガス規制。石原都知事発案のアレだ。都内と関東近郊県ばかりの規制で、東北には関係なかったけれど、都内を走るとなれば規制にひっかかってしまうではないかと。

 触媒つきのレンタカーを利用するかと思ったが、積み込み準備などで前後4日は借りなければならないので、費用もかさむ。もしも都内で検挙された場合、反則金はどれくらいなんだろうと調べたが、どうしてネットで見つからないのはなぜだぜ。

 面倒くさくなってそのまま行くことにした。捕まっても反則金なんてたかがしれてるだろうからと。

 無事戻ってきたけれど、同僚によれば、都内や神奈川ではたしかに排気ガス規制がかけられているけれど、違反車両は一発検挙、などという杓子定規な対応はせず、東北など遠方からくる車は大目に見てくれるのだそうだ。なんだ、石頭じゃなかったんだ。

 先々週の姫路出張のときはガソリン車だから規制は免れたが、あちらの高速道路を走っていて、前をはしる大型車から、ドス黒いガスが吐き出されてこちらの車内に入り込む、なんてことはなかった。このあたりを走ると前にバスなどがいれば、すぐに外気導入を循環に切り替えないと、鼻をつくガスが入り込み、えらい目にあうのに、あちらではそういうことはまったくなかった。全国を股にかけて失踪する大型ディーゼル車は、都内で規制にひっかからぬよう、触媒をきっちり搭載しているのだろうと思った。

 石原都知事排気ガス規制は、当初は批判が多かったが、結果としては好評といえるかもしれない。

 さて訴状。

 苦労というほどではないが、きのう、資料を引っ張り出してどうにか書いてみた。すぐにリーダーへ送ったが、秋田市内の弁護士さんからの“指南書”が返送されてきて、しばし考え込んだ。

 んー、俺の自作では、問題ありすぎのような…。しかし俺が担当する分野は主題というわけではないから、じゃっかん添削するだけでOKのような気もする。先生方プロがどう判断するかだが。

 今朝は雪がうっすら積もっていた。山間部ではワシ(表層雪崩)が頻発しそう。