『エイリアンズVS.プレデター2』観てきた

 夢の対決『エイリアンズVS.プレデター2』(AVP2)を昨夜、盛岡のシネコンで観てきた。コリン&グレッグ・ストラウス監督、レイコ・エイルスワースジョン・オーティス、デヴィッド・パートコーらが主演している最新作。前作の続きとなっているけれどキャストはまったく異なる。

 前作のラストで体内にエイリアンを宿したまま死んでしまったハンターが、それを知らない仲間に母船に収容されてしまい、ハンターの死体を食い破ってエイリアンが現れたから大変(「プレデリアン」というそうな)。プレデターの母船を航行不能にしてしまい、地球に墜落、んでアメリカの某コロラドの街で大暴れし、これを駆逐するためプレデターの星?から精鋭が送り込まれる――という筋書き。

 こういったSFは大好きなので観ない手はない。前作以上に楽しませてくれるだろうと思って期待に胸を膨らませ、スクリーンの上等席に腰掛けた。もちろん肩のこらない完全娯楽モードで鑑賞。

 なかなか期待通りであった。さすがハリウッド。アメリカ風文化を日本に、世界に売り込むのが相変わらず上手い。映画好きの私なんか手もなくはまってしまう。まあ田舎のシネコンだから席はガラガラだったけど。

 こういったパニック映画では、女性や子どもは助かるものだけれど、容赦なく犠牲にするスタイルが本作の特徴なのだと事前に聞いていた。なるほど、序盤の犠牲が10歳そこそこの男児というのがけっこういけてた。

 娯楽モードなので細かな批評はやめとこう。ただ、ラストが微妙だった。次作を暗示するシーンがあると思ってこれまた期待したのだが…あれってどうみればいいのかな。あとリプリーシガニー・ウィーバー)主演のエイリアンの新作ってもうつくられないのだろうか。

 まあ、楽しかったです。2008年最初の映画ネタでした。