豪雪かわらず

 1月なのに南の島でセミが鳴き出したとか、わが秋田でも浜の方でスイセンが咲き出したと聞くと、地球温暖化は着実に進行しているのかと考えさせられる反面、私の地元ではここ数日、雪が降りつづき、そろそろ屋根の雪下ろしの段取りを考えなくてはならなくなっている。

 温暖化? なにそれ? 食えるの? てな感じ。秋田はことしも普通に雪が多いです。

 いや、去年はたしかに雪が少なかった。あんな年はかなり珍しい。雪かきで汗を流した記憶がわずかしかない。雪下ろしですらしなかったんじゃないかな。

 その前の年がすごかった。2005年暮れから06年の2月にかけての冬ね。ドカ雪。秋田も岩手も。北陸地方では集落が孤立したところがいくつも報道されてた。

 ここ2年ほど、いびつで両極端な降雪が連続しているのだ。これも異常気象、温暖化の顕れか。

 ことしは平均的な雪の量のようだ。とはいえ、30年くらい前の冬を知っている年配層からすれば、雪の量はずいぶん減ったそうだ。

 温暖化かなあ。