雪の三が日

M川とコハクチョウ


 あたらしい年となって最初の日記。年末年始の東北は大荒れとの予報はほぼ的中し、秋田は大晦日から雪模様でした。元旦からきのう3日まで、一日中雪が降り、早朝と夕暮れどきは外で雪かき。運動不足になりがちなこの時期、雪かき作業で体を動かすことは健康に悪いわけがありません。

 降りたて・積もりたての雪をスノーダンプで堰へ放り込む、ただそれだけのことだけれど、素人にはなかなか効率よい作業はできません。コツがいるのです。雪質や気温・路面の状態などを見極めて、もっともはかどるやり方で雪を除く。何十年も雪国に住んでいなければできないこと。

 別に、やりたくてやっているわけじゃないのですがね。雪かきなんてやらなくてすむならだれだってやりません。やらないといけないからやってるんです。車は動かせない、歩くこともままならない、屋根が潰れる恐れもある。それら雪害を防止するために、しかたなくやってるんです。

 雪のない地方がうらやましい――。たいていの雪国人は、そう思ったことがあります。私も思っています。大好きな郷里・秋田は豪雪地帯。ここで40年も暮らしていますけれど。画像は5〜6年前のお正月の地元。「写真館」にあります。