好天

binzui2007-06-23


 朝方はカッコウが鳴いていた。ここは市の中心部から離れている田園地帯。カッコウは高原に多い鳥なのにちょっと珍しいかも。

 カッコウは私のところでは「かっこどり」の名前で親しまれている。あの声が響けば代掻き。田んぼに水を張って,田植えを開始するのだ。コブシの花が咲くのにあわせて農作業を始めるのと同じ歳時記である。

 カッコウツツドリ・ジュウイチ・ホトトギス。みな容姿も習性も似ている。託卵は有名ですね。でも鳴き声はぜんぜんちがう。だから声で判別が容易だ。

 おとといから北上のオフィスにいる。いま時分,ここに滞在する際の一番の懸念は天気だ。

 ここは天気がよいと気温が上がって大変なんだよな。西日が直接射しこむ午後になると,室内の気温が40℃近くなる。体温計が使えなくなるのです。

 いちおうエアコンは3年前に設置したのだけれど,内張りのない平屋のプレハブ,ないよりはいい程度で,ほとんど役立たず。

 だから窓や戸を開けて風を吹き込ませるのだが,外は国道4号が走っていて,昼夜とわず車がバムバム行き交っております。

 きのうは実に理想的な天気であった。曇りときどき雨。ここは曇りの天気がベストです。

 あーできたら雲に日差しが隠れてほしい。午後はとくに。