ケイタイ解約したら

binzui2007-05-01


 ケイタイ電話をおとといの4月29日に解約したところ,予想外な効果が現れ出した。

 解放感。う〜ん。

 ケイタイを解約したのは,たんに不要だと思ったからである。10年近く前にプリベイド式のプリコール(DocomoのデジタルムーバP651ps)とやらを所持させられて(嫌だったけれど),仕事(正業)の連絡や通話はそれで充分に足りていた。そいつはカード番号を入力することで,1000度や3000度の通話時間が得られる。つまり料金先払い式で,いわゆる“プリカ”と同じ。ただしショートメールを含めたメール機能は搭載されていない。メールできればそれなりに便利ではあろうが,なくても大して不便を感じなかった。

 それが5年前の秋,ある必要にせまられてメール機能のある通常の機種を買い求めることになった。何度か買い替えや機種変更を経て,いわゆるFOMAをいままで使っていたのだ。プリコールともども。

 でも,通話自体は先に持っていたプリコールしか使わないんだな。料金は月にせいぜい3000円。いっぽう,使うことのないFOMAは1万を超えることも(汗。

 使っていないのに1万もかかるわけは,つい余計なことに使っちゃうから。ネットとかね…。メールや通話に使うことはめったにないってのに。

 これはもう,いっそ解約したほうが,自分のためにはもちろん,日本のためにも世界のためにもよろしいと判断せざるをえないわけで。

 そういうわけで解約しました。思い立ってから実行するまで2日くらいしか悩まなかったですよ。

 その効果というか,不思議な解放感を覚えたのは意外だった。いかにいままで無駄にケイタイをいじっていたかがわかる。ネットとかmixiとか(笑)。番号を失って圏外表示が消えなくなったF901iSは,いま手元にあります。

 まあもしかしたらいま使っているプリコールの番号を,故FOMAに移し変える可能性もあるけれど,しばらくはこの心地よい解放感に浸るつもりです。

 自然や野山を生活の場にしているナチュラリストには,ケイタイ電話を持たない主義のひとが珍しくないんですよね。やっぱ俺もケイタイ電話いらない性質なのかも。