原稿…
昨年暮れにT社からメールが来ておそるおそる開けてみた。かの原稿の取り扱いの返事だ。感触としてはけして悪くはなかったが予断を許さない状況と心得ていた。
NOだと。
ふいーあかんかったか。
「ぜひとも弊社から出したかったのだが,言われた協力金では採算が合わない」とのことだった。
担当の方は,おそらく出版する方向でかなり骨を折ってくださったようだし,助言的な面でも得るものは少なくなかったから,まあよしとしようか。
むう,それにしてもローカル色が濃いのが裏目に出たということかな。まあそりゃそうだ。長良川や諫早湾といったメジャーな公共事業と違って,俺が取り掛かっているのは知名度が低いし。
事業費ベースで言うなら,全国的に知れ渡ってもおかしくない規模なんだけどね。
そんなこんなでクソ多忙な年末年始であった。いまも盛岡のネットカフェでこれを書いている。
時間をみて,べつの出版社に掛け合ってみよう。地元のM社はとっくに絶望だし。R社かA社か…はたまた大手のI社か,ある大御所ライターさんが言っていたS社か。あとY社もかな。
今年は正月からいいことがないね。2006年か。昨年も3月まではそこそこだったがそれ以後が…。
愚痴になっちった。ヤツのしかめっ面が浮かぶよ。