解散総選挙ですか

ひさびさにお堅いこと書きます。ネタはというと小泉カス総理のイミフなやつ当たり解散総選挙

郵政民営化の是非を問う参議院本会議で,民営化法案が否決されましたか。下馬評では「否」が多かったからさしたる驚きもありませんが,この結果を受けた小泉サン,マジに衆議院を解散なさって総選挙に打って出るおつもりのようですね。この敗戦60年という節目のクソ暑い時期に。海外では小泉サンの靖国参拝に焦点を当てている微妙な時期に。

なんで? 郵政民営化のどこが選挙で国民の信を問うほどの重要法案だというのでしょうか。さっぱりわかりません。たしか朝日新聞世論調査では郵政に関心を持つ人が2%で,読売新聞でも11%とか。低くない? 成立が参議院で実現しなかったからと,われらが小泉サンとその担ぎ連中どもは衆議院解散を選択するんですか?

ある意味ほんとうに小泉サンて「ぶっ壊し」屋ですね。民営化といえば道路公団もですが,国民にどのように還元されているんでしょうかね。郵政を民営化すれば,それがどのように景気回復に役立つんでしょうやら。

しかし実は私,解散総選挙大歓迎です。選挙自体は早くやるに越したことはありません。選挙を経ないと国民も国家も成長しないのですから。すくなくとも後退することはありえないわけだし。うるさいのさえ我慢すれば,たとえひいきの政党(ないけど)が負けたとしても長い目で見て私たちの生活にマイナスに作用することだけはないから。

先に私は「小泉カス総理のイミフなやつ当たり解散総選挙」と書きました。これは拙速を覚悟で書きました。というのは,小泉サン実は,非常に高度な戦略を描いておって,きわめて重要な意味をこの総選挙にもたせている可能性もないわけじゃないなと思うからです。小泉サンの側近も,著名な政治学者でも見抜けない,超ウルトラC級の技みたいな。ま,それはこれからおいおい考察していきたいと思います。

投票は来月ですか。がんばってください。