また須川温泉へ

binzui2005-07-18

きのう遅く盛岡から帰還し,きょうは仕事が休みとのことでまたもおふくろを温泉に連れていった。例の須川温泉に。標高1100メートルを超える高所にあるので下界の暑苦しさとは無縁の温泉です。

あそこではよく地ビールを飲むのだが,一関市の「岩手蔵ビール」を注文しようと思ったら「秘湯ビール」なるものが販売されており,ためしに飲んでみた。正直イマイチだった。ブナの木から採取した酵母を使って醸造したのはいいとして,地ビールの売りであるはずの「濁り」がないのが解せない。蔵ビールはしっかり濁っているのにね。天然酵母地ビールは濁っているのが普通なのです。ビールのどぶろくとかヨーグルトとか言われているのだし。メーカーは田沢湖ビールを手がけたわらび座でした。

曇り空ながら雨は降らなそうだったので,名残ヶ原(お花畑)まで散策してみた。ウグイスやホオジロの声に,亜高山のホシガラス・オオルリ・ウソがさえずっていた。道端にはサラサドウダンやウラジロヨウラクが咲き、キンコウカの黄色い花にガクアジサイの白い花がいまは盛り。あげている画像は,よく知られた食虫植物のモウセンゴケです。

硫黄の香りかぐわしい高山の温泉は最高っす。それにしても人が多すぎ。