半年ぶりの須川温泉

 冬ごもりの終わった栗駒国定公園・秋田須川温泉の栗駒山荘へ日帰りの湯治でした。終日いい天気に恵まれました。 

 国道342号は途中、秋田県史上最悪・最凶の自然破壊をともなう「成瀬ダム」で、付け替え道路が開通したばかり。これについては別に論じます。

 標高1000メートル超えの亜高山はまだ雪深く、ブナ・アオモリトドマツ(モロビ)・ダケカンバの裸木が春風にたたずんでいます。それらを見下ろせる露天風呂で、白濁の硫黄泉にゆっくり浸かってきました。

 途中のブナ林にはイワウチワが咲き(画像)、バッケがあちこちに顔をのぞかせていました。

 岩手県側の開通は5月3日だそうです。長い冬を越した栗駒国定公園も、いよいよ春本番です。