『宇宙戦争』観た

ゆうべ北上に着いてホテルに入り，夜９時20分からのレイトショー上映だった映画『宇宙戦争』（スティーヴン = スピルバーグ監督）を観てきた。

率直に言っておもしろかった。宇宙からの襲撃者に立ち向かうストーリーと言えば，駄作中の駄作『インデペンデンス = デイ』てのがあったっけ。あれと設定は似ているが，『宇宙戦争』にはアメリカ大統領も出なければ軍隊幹部も出ない。ヒーローさえ存在しない映画だ。

主演のレイ（トム = クルーズ）を軸に，息子のロビー（ジャスティン = チャットウィン）と娘のレイチェル（ダコタ = ファニング）の家族愛？　が主体になっている。国を守ることと家族を守ることはまったくちがう。「国のために尽くす」の愚かしさを，スピルバーグはこういう描き方で観客に伝えようとしたのだな。馬鹿息子のロビーと癇癪持ちのレイチェル，家族の絆はそうした障害を越えてこそ深まるのだと。糞映画『インデペンデンス = デイ』とは正反対だった。ＣＧによるコケオドシはそのまま楽しめたとして，社会性を持たせたとらえどころはしっかり押さえていた。名作だと思った。さすがはスピルバーグである。

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きょうの北上，午前中はいい具合に雲っていましたが，昼過ぎになって晴れ間が広がりだし，西陽が射しこんできました…。エアコンを回して室内の気温を下げ，どうにか初日を乗り切ったみたい。あしたはどんなお天気でしょうやら。

秋田の田舎から泊まりで出張するときは，かならず水を持参します。ペット = ボトルに４〜５本。飲料用です。自宅の水道は地下水なのでおいしいのですが，ここ北上や以前オフィスのあった大船渡の水道はまずいのです。来客用やお昼ご飯に入れるお茶には，家の水が一番です。時間があれば「○○名水」を汲んでくることもあります。

ところが今回の出張でそれを忘れてしまいました。北上のまっずーい上水道を使わなければならない。しかたないですね，記録的なまずさだった大船渡の水道水よりはマシですけれど。

ひさびさに画像あげてます。去年の７月末にある深山で撮りました。なんていう花だろう。